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南国市は四国山地の南端にあり、北半分を山林が占め、南半分には高知平野が広がります。南部には高知龍馬空港を有しており、言わば高知の空と陸の玄関口です。レンタカーの営業所は高知龍馬空港周辺に集中しているため、空港を出発地点とし北上するようなドライブコースがおすすめです。まず空港から田園地帯を車で7分、前浜掩体群が見えてきます。掩体とは、戦時中敵の攻撃から飛行機を守るために作られた飛行機の格納庫のことで、現在ではコンクリート製の7基が残されており南国市史跡に指定されています。そこから更に15分程北上すると、市の中心に位置する後免駅へ。後免駅の北側には『土佐日記』で有名な歌人である紀貫之や、土佐を統一したとされる戦国武将の長宗我部元親、坂本龍馬の祖先ゆかりの地が多くあり、歴史探索の楽しいエリアです。坂本神社や南国ICから車で約40分で桑の川地主神社に到着。見どころは参道にある2本の巨大な杉で、地上5m付近で連結しており鳥居のように見えることから鳥居杉、あるいは夫婦杉と呼ばれています。神秘的な雰囲気に癒され、また樹齢300年越えの立派な杉からパワーをもらいましょう。スポット間は運転のし甲斐のある距離感のため、ドライブ好きはより一層楽しめそうです。
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